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室温が血圧に与える影響とは

2021/06/08

室温が血圧に与える影響について

血圧測定.jpg

脳卒中や心筋梗塞など、高血圧を主な危険因子とする循環器疾患による住宅内での死亡者数は、
冬季は夏季の2倍になることが明らかにされています。


オムロン ヘルスケア株式会社と慶應義塾大学 理工学部(伊香賀俊治教授)、自治医科大学 循環器内科学部門(苅尾七臣教授)などで共同研究された「住まいと健康」において、足元付近の室温が家庭血圧に与える影響についての実証調査の結果が纏められています。

研究では、脳卒中や心筋梗塞など高血圧を原因とする住宅内での死亡リスクは、冬季の方が夏季の2倍になるということです。
室温が低いということよりも室内の温度差によるものが大きいという調査結果も出ています。

エアコンなどの一般的な暖房器具では、室内の空気を温めるために暖かい空気はどうしても上部に溜まってしまい、床や足元を温めることはあまり得意ではありません。
最近は床暖房でその欠点をカバーする方も増えていましたが、床暖房が設置されている場所以外ではカバーすることが出来ません。

サーキュレーター等で温風を拡散することでもある程度はカバーできるかもしれませんが完全ではありません。

如何にして足元を温めるかが課題になる訳ですが、各エアコンメーカーではセンサーで気流のコントロールをする機能などを駆使して何とか部屋全体の温度を均一化することがテーマになっていますが、完全に温度を均一化し足元を温めるということを実現することは難しいようです。

 

 

【引用コンテンツ】

脳卒中や心筋梗塞など、高血圧を主な危険因子とする循環器疾患による住宅内での死亡者数は、冬季は夏季の2倍になることが明らかにされています*1。 気温の変化が血圧上昇のリスクを高めることから、近年、住宅内温熱環境と血圧についての研究が行われていますが、従来の調査では床から1m付近の室温が家庭血圧に与える影響についての検証が中心となっていました。

本研究では、床からの高さによる室温の違いに着目し、冬季の実生活場面での床から0.1m(足元)、1.1m(着席時の頭の高さ)、1.7m(起立時の頭の高さ)の室温と家庭血圧の実測調査を実施しました。 ​その結果、断熱性能の高い住宅では床上1.1mと床上0.1mの温度差が1℃程度と小さいのに対して、断熱性能が低い住宅では暖房器具(床暖房を除く)によって床上1.1mの室温を20℃に暖めても、足元付近の室温は10℃と低温の住宅があるなど、平均では15℃と低温であり、5℃の温度差が見られました。

また、断熱性能が低い住宅の居住者(50歳以上)の平均血圧は128.8mmHgであったのに対し、断熱性能が高い住宅の居住者(50歳以上)では、平均血圧は121.0mmHgと低くなっており、住環境による健康への影響が示唆される結果を得ることができました。

引用元:「住まいと健康」に関する共同研究 室温が家庭血圧に与える影響についての実証調査を実施

 


以上のことから、血圧の上昇を抑えるためには、部屋全体の温度管理よりも足元を冷やさないための温度管理の工夫が大切であることが非常に重要だということが分かりますね。


そこで今、遠赤外線の作用を活用した輻射式冷暖房システム『エコウィン』に注目が集まっています。
今までの空気の対流で温度調整するエアコンとは違い、床・壁・天井・人体など物体に直接作用する輻射熱(遠赤外線)により、部屋中の温度ムラが無くなり足元からぽかぽかの暖房が可能だということです。

参照:エアコンと輻射式冷暖房システムの違い。メリットとデメリット