ecowin宇土アリーナ(熊本県宇土市)にてエコウィン体感会が開催されました
2013年に公共施設として初めて輻射式冷暖房設備を導入した、宇土市民体育館(熊本県)でエコウィン体感会が開催されました。
資料データなどで理解はしていましたが、実際体感するとその凄さがわかりますね。
その凄さを皆さんに少しでもお分かりいただけるために
この体感レポートを公開させていただきますので、ぜひご参照ください。
宇土市民体育館は現在ネーミングライツで「ecowin宇土アリーナ」の呼称で呼ばれています。
宇土市がいち早く輻射式冷暖房を取り入れたときの詳細記事はこちら
https://www.jt-tsushin.jp/interview/uto/
九州一円から約50名の参加者が集まる
メインアリーナ内に設置された説明会場で、
輻射式冷暖房エコウィンの特徴や体育館設置におけるメリットなどの説明が行われ、
質問も多数上がり大変盛り上がっておりました。
屋外は33℃で雨上がりということもありかなり湿度も高く蒸し蒸しした状態でしたが、
会場では涼しくてカラッとした快適な空間でした。(屋内の温度・湿度状況は後述します)
メインアリーナ温度測定結果です
2階観客席のエアコンは作動させていない状態です
アリーナ壁面に設置の冷温水式エコウィンのみ作動させています。
写真の床置き型エアコンは作動させていない状態です。
(観客が入る場合はこのエアコンを作動させ2階部分を空調します)
輻射式冷暖房の最大の特徴(メリット)である階層空調が体感できました。
1階のアリーナはすこぶる快適であるのに対し、2階はかなり暑い状況でした。
室温、湿度ともに1階アリーナとはかなり違うのがお分かりだと思います。(下写真参照)
宇土アリーナの大空間空調で冷温水タイプエコウィンの熱源はこちらです
大空間を冷やすための熱源チラーユニットは118kWのものが2基設置されています。
空調設備に詳しい方なら、えったったそれだけの出力でいいの?と思われるかもしれませんね。
その秘密は下図を見ていただければご理解いただけると思います。
このように輻射式冷暖房システム「エコウィン」を導入すれば、体育館のような大空間の場合は大きなエネルギーカットとカーボンオフ(CO2排出量低減)が可能になるということです。
武道館にはハイブリッド設置
宇土アリーナ併設の武道館の空調には、冷媒ガスタイプのエコウィンハイブリットが導入されています。
採光窓面が多い為、エコウィンは横型のローボーイを採用し、きれいに収まっています。
武道館温度測定結果です
中2階部分(観客エリア)にはエアコンは設置していません
中2階にある観客エリアにはエアコンは設置しておらず、1階部分のエコウィンハイブリッドのみで賄っています。
メインアリーナと比べて天井高が低く空間も狭い為、1階のエコウィンハイブリッドだけの設計となっています。
それでも外気温(33℃)より4~5℃低くなっており、湿度も低減しているので快適です。
(下写真参照)
外気処理システム(抗ウイルス対応)のデモ実演もありました
会場には現在学校などの換気システムとして注目されている「エコウィンエア」のデモ機実演も行われていました。
右図のように窓開放などによる自然換気と比べてかなりの省エネとなり、抗ウイルス対策にもなります。
また今までの全熱交換器と比べて省エネで換気効率も高く、
既設建物にも簡単に導入可能です。(下図参照)
エコウィンエアの詳細はこちら
https://ecowin-life.jp/air
抗ウイルスタイプのエコウィンフィルター
エコウィンエアにはフィルター層があり、そこに抗ウイルスタイプのエコウィンフィルターを入れることで、ウイルス対策されたフレッシュエアーが室内に導入できます。(右図参照)
エコウィンフィルターには抗ウイルスのほか、抗菌・抗カビの効果もあり、エアコンの吸気口に取り付けることで簡単に抗ウイルス対策が可能です。
抗ウイルスタイプエコウィンフィルターの詳細はこちら
https://ecowin-life.jp/filter
まとめ
以上の結果から、輻射式冷暖房システム「エコウィン」が大空間での空調を行う場合に、従来の空調方式と比べて導入コスト、省エネ性、効率性などどれをとってもかなり優位だということがお分かりいただけたと思います。
新築・既築を問わず、大規模空間の空調設計において輻射式冷暖房システム「エコウィン」を皆さまのお役に立てていただけますと幸甚です。
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