図書館は「静けさ」が最も重視される空間のひとつです。
しかし、冷暖房設備の音や風による不快感、温度ムラなどにより、利用者の集中を妨げてしまうケースも少なくありません。
そうした課題に応える空調設備として、今、注目されているのが『輻射式冷暖房システムエコウィンハイブリッド』です。
風を使わず輻射熱で空間を快適にするこの次世代の輻射式空調システムは、図書館設計において多くのメリットをもたらします。
図書館の空調設計で求められる「静けさ」と「快適性」
図書館利用者の多くは、静かな環境で読書や学習に集中したいと考えています。
そのため、空調設備が発する風切り音や作動音は大きなストレスとなることがあります。
また、書架の配置や建物の構造によって温度ムラが生じやすく、場所によって「暑すぎる」「寒すぎる」といった不快感が出ることも。
設計者にとっての悩み
- 静音性の高い空調設備が限られている
- 温度ムラや気流の偏りが発生しやすい
- 省エネ・長寿命・メンテナンス性も考慮が必要
このような背景から、図書館に求められる空調設備は年々高度化しています。
風を使わない空調『エコウィンハイブリッド』とは?
風を起こさない空調『エコウィンハイブリッド』とは?
主な仕組み
- 冷房時:人や物の表面から発する放射熱を吸収することで、室内温度を下げる
- 暖房時:パネルから熱を放出し、じんわりと空間を暖める
この仕組みにより、室内に風を発生させず、静かで均一な空調を実現します。
図書館に最適な理由3選
- 静音性で利用者の集中をサポート
駆動部分が無い為、動作音はゼロに近いレベルで空調が可能。
読書や自習中の環境を妨げません。 - 温度ムラが少なく、隅々まで快適
輻射熱を利用することで、部屋全体を均等に冷暖房。
書架の裏や窓際でも快適な温度が保たれます。 - 書籍の保存環境にも優しい
冷暖房に加えて高い除湿効果もあり、湿度対策にも有効。
貴重な書籍や資料の劣化を防ぐ環境づくりに貢献します。
設計者にとっての導入メリット
軽量かつ堅牢。施工がスムーズ
本体はアルミ製で軽量なため、床下補強工事が不要。
鉄製と比べて設計・施工の自由度が高まります。
銅管採用で長寿命・高耐久
腐食に強い銅管を使用しており、長期使用に安心感。
液漏れなどのリスクも抑えられ、メンテナンス性にも優れています。
省エネ性能で運用コストを削減
従来品と比べて、冷房能力121.6%、暖房能力132.7%に向上(※第三者機関調べ)。
省エネかつ高効率な運用が可能で、公共施設のランニングコストを大幅に抑えることができます。
導入後も安心。全国ネットワークによるサポート体制
エコウィンハイブリッドは、全国に販売代理店ネットワークを展開しています。
設計段階からのご相談はもちろん、施工後の不具合にも迅速に対応できる体制を整えており、エンドユーザー様にも安心してご提案いただけます。
まとめ
図書館という「静寂」を求められる空間において、エコウィンハイブリッドは理想的な空調ソリューションです。
快適性、静音性、省エネ性、施工性のすべてを兼ね備えたこの製品は、設計の質を高めると同時に、利用者満足度の向上にも貢献します。
公共施設に求められる空調設計の新しい選択肢として、ぜひ一度ご検討ください。
設置事例等の詳細情報は下記のリンクページをご参照ください。
輻射式空調冷暖房装置エコウィン公共工事・図書館・博物館・体育館など大空間施設への導入ご提案